こんにちは!ヒロヒロナです。
寒い毎日が続きますね・・・。
寒いの苦手です。。
寒すぎます・・・・
— ヒロヒロナ (@hirohirona0120) 2019年1月23日
南国で暮らしたいー。
これまで『投げやりになってブラック企業に入社した僕の体験談。』をご覧戴きありがうございました!
見ていただけてとても嬉しかったです。
書こうと思えばいつまででも書けますが笑、
ひとまず今回で完結しようと思います。
ありがとうございました。
すべてはここから!第一弾・入社編↓
第二弾・新入社員研修編↓
第三弾・社風編↓
それでは、いってみようと思います!
失ったもの⓵‐時間‐
やっぱりこれが一番大きいですね。
この会社ではサービス残業をしました。とにかく労働時間が長かった。
僕はまだ短いほうだったと思います。長い人はずっといた。
僕たちは、労働の対価として給料をもらっているのですよね。
雇用契約書にも書いてあると思いますが。
簡単に言うと、会社が僕らの労働力を買っているんですよね。時間を決めて。
決まった時間を超えて働かせる場合は、当然プラスして給料を払わなければなりません。当たり前ですが。
それが、払われないのは当然間違っていますよね。
TSUTAYAのレンタルだって、延滞したら延滞料とられるじゃないですか。 それと一緒じゃないですか笑
では、どうして起きるのか?
古い思想が根強く残っている会社でして、
残業しまくっている人 = 頑張ってるよね、やるねえ、やる気あるわ
残業少ない人 = 熱が足りないよね
っていう考え・言葉が多かったように思います。
みんなやってるし。・・・帰りにくい。
人の評価に依存しやすい人、承認欲求を会社で満たそうと考えている人。危険かもしれません。ブラック企業は利用してきますよ。
私もサービス残業の空気に飲まれてしまいました。。。
ところで、4月から新社会人になる皆さん。
あなたの会社は、“残業代”ですか“残業手当(みなし残業)”ですか?
残業代が支払われる会社の場合は、
定時を超えると残業代が発生します。
なので仕組み上、残業するのに伴って給料が加算されていきます。
残業手当(みなし残業)の場合は、
一定の残業時間分の給料が月給に含まれているため、定時を超えて働いたからといって、残業分の給料が支払われることはありません。規定された時間を超えて残業した場合は、会社に請求できるはずですが。
見方次第ですが、残業代が出ないという風にもとれますね。8h働こうが、9h働こうが給料は一緒ですからね。
どっちがいいとかは一概には言えないですが、
前職(この記事のスーパーマーケット)→残業代制
現職→残業手当(みなし残業)
である、僕が感じたストレスは・・・
残業代制
①残業時間が増えてくると、「早く帰れ」と言われる。
残業代がかさむことは、会社からしたらコストですからね。※仕事量は減りませんでした。
②「残業減らせ!」の言葉と終わらない仕事との板挟みにあいストレスを感じる。
③タイムカードで退勤打刻した後に終わらなかった業務を行う(サービス残業)。
残業手当(みなし残業)
①給料に一定の残業時間分の残業手当が含まれているので、定時間近でも仕事を頼まれやすくなる。(「早く帰れ」と終わらない仕事の板挟みになることはない)
②定時帰りが続くと、残業することになった際のモチベーションが上がらない。
などなどですね。定時で帰ろうが、2時間残業しようが給料一緒ですから
自分が会社とどういう契約のもとで働いているのかを知っておくのは重要なことだと思います。
残業代を失ったというべきか、時間を失ったというべきか、微妙なところですが、
時間を無駄にしたなぁ、という気持ちが大きいですね。。。
失ったもの⓶‐自信‐
これが、失ったものとしては大きかったです。
入社して間もなくは、上司や先輩に質問することが多いのは当然だと思いますが、
質問すると、
「何でそんなこともまだ分かってないんだ!」と言われ、
質問しないと、
「何で聞かないんだよ」と言われる毎日が続きました。
知らんわ!教えてくれないと分かんないよ!
という感じでしたが、次第に
「主任の方針を理解して動けない担当者って居ても価値ないんだよ」
「使えねえ」
とか
「まだこれ理解できてないなんてヤバいよ。他の同期はもうやってるんじゃない?(教えられてない。初めて聞いたこと。)」
とか、言われるようになり、
“僕って駄目な人間なんじゃないか”と思うようになっていきました。
自分に自信がなくなっていきます。
「人は怒られまくって出来るようになるんだよ。ヒロヒロナはもっと俺に怒られろ」by元上司
もう訳が分かりません。。
会社に行きたくなくなってきて、
たまーに褒められる上司の言葉に安堵が出るようになっていきました。
ヤバい状態ですね笑
残業など長時間労働が常態化している会社では、よっぽど効率よく働ける人でない限り、時間にも心にも余裕がありません。
上司も心に余裕がなくなった一人であっただろうと今では思います。
そんなに会社に行きたくないのなら、辛いのなら、辞めればいいのに!と、今では思えますが、当時はどこに行っても自分はダメ人間なんじゃないだろうか。と思うようになっていました。
環境を変えてもどうせ無理なんじゃないか。
自信も気力もなくなって、帰宅後も休日も何もする気がなくなりました。
結構追い込まれてたなあ。。。
得たもの
自信も気力もなくなった僕を救ったものは、
12月の繁忙期を前にした11月、会社が新入社員のためにメンタスヘルスも兼ねて行った集団研修にありました。
この集団研修では、心理カウンセラーの先生からストレスとの向き合い方についての話を聞いたり、グループディスカッションを行ったりしました。
終始ストレスを感じていました。。
1泊2日の研修の最後、大きなスクリーンに人事部が動画を流し始めました。
トイレ掃除の動画じゃないですよ笑
それが、これです↓
Hope invites | Tsutomu Uematsu | TEDxSapporo
僕は、涙が止まらなくなりました。
全てが嫌になって、何でこんな辛い毎日のために生きてんだろう。
僕の辛い毎日に意味なんてあるのだろうか。
なんて、思考停止していた僕の心に熱いものがこみ上げてきました。
希望を持ってもいいんじゃないか。
僕の周り人からの就職・社会人は辛いものだという言葉を聞いてきて、
自分もその一部にならなければならなくて、よく言う“社畜”にならなければなくて、ストレスを抱えながら生きいかなければなくて、たまに会う友人に会社の不満を言い合って、慰めあって、そしてまた会社に戻っていく。
辛い思いを乗り越えて社会を回していく社会人の一部になることがオトナになることだと思って諦めていたけど、変えていくことができるのではないか。
自分が好きなことで、誰かを幸せにすることができるのかもしれない。
自分を犠牲にしなくても、少しのストレスでも、“働く”ってできるのかもしれない。
そう思いました。
植松 務さんのプレゼンにもありましたが、きっと“どうせ無理”という言葉は、実現できてない人の口から出ている言葉だと思うのです。
僕も諦めたくないなと思いました。
恐らく会社としては、どうせ無理なんて言わずに繁忙期頑張れよ!ということを言いたかったのでしょうが、
僕はこの動画で、気力を失くしていた自分を奮い立たせることができ、転職をすることができました。この動画に出会えたことに本当に感謝しています。
正直、“辛かった”という感情がほとんどですが、スーパーマーケットの鮮魚部門担当として真面目に働いていたということもあって、魚をさばいたり、刺身造りを作ったりは出来るようになりました。家で刺身造りを作るくらいは時々やります。
なので、もし魚をさばくのが好きで、スパルタ教育でメンタルを鍛えられたいっていう人には天職の職場なのかもしれませんね笑
植松さんの動画、魚を調理するスキル、そして、こうして語ることができる経験が会社から得たものですね。
日本の人がもっとストレス少なく、楽しく働いて生きていけたらいいですね。。。
僕もその一人になっていきたいな笑
ヒロヒロナ